介護保険は3年に1度介護保険法が改正されます。
前回の改正時期が2021年。
次回の改正時期が2024年となるので、改正前に2021年に変わった所を
振り返っていきましょう!
・感染症や災害への対応力強化
新型コロナ感染症の流行により、緊急事態宣言が発令したころを覚えていますか?
介護が必要な人が介護サービスを受けることができない環境になってしまいました。
その為感染症や災害が発生した場合でも
必要なサービスが安定的・継続的に提供できるように
体制が変わったそうです✨
介護は本人だけではなく、その周りにいる家族の助けが重要です。
急に施設が閉鎖、予定していた訪問サービスが来れないなど
そのようなことが起きてしまってとても苦労された家族が多くありました💦
本人と家族の関係を悪化しない為にも介護サービスはとても
大切な架け橋となっています。
・地域包括ケアシステムの推進
あなたは年とってから見知らぬ新しいところで生活したいですか?
やっぱり住み慣れた地元。家で最後を迎えたいですよね。
その為に地域の
認知症への対応力を向上し、看取りへの対応力、そして医療との連携を
強化しました。
年齢を重ね、認知症が進むと色々なことを忘れてしまいます。
信じられないかもしれませんが、
家族の名前、さらには自分の名前も忘れてしまいます。
人によって違いはありますが、最後は地元の話をする
人が多いいです。
そのくらい故郷は大事。
地元のサービスが充実すると安心しますね✨
・自立支援・重度化防止の取り組み推進
介護施設では機能訓練を行うことで、筋力の維持や
向上を目指しています。
しかし専門知識がないと運動効果が半減してしまいますよね。
その為リハの専門職や看護師などを配置を推進しています。
その人にあった計画書を作成し、どのような運動が必要かをまとめて
PDCAサイクルをまわすように各施設が努めています!
現場としては書類が増えて大変ですけどね笑
・介護人材の確保・介護現場の革新
介護の人材不足は知っているかとおもいます。
人材が確保できるように新しい取り組みが始まりました!
なんと週30時間勤務でも『常勤』として扱われることが認められました。
あとは対面でのやりとりが多いい介護業界ですが、
会議や書類の同意書が
『テレビ電話』、『電磁的記録』で認められるようになりました✨
信じられないかもしれませんが、この令和の時代でも紙媒体での
やりとりがほとんどの介護業界💦
それは人もいないといけないし、仕事が終わらないですよね。
・制度の安定性・持続可能性の確保
少子高齢化によって介護保険費用が大幅に増加し、
将来、自分たちがサービスを受けることができるのか心配ですよね。
その為、今まではどの施設でも一定の金額でしたが、
サービス内容の質の高さや、労力の違いで単価が決まるようになりました。
ようするにちゃんとやっているところにはお金が流れ、
今までごまかしていたところはお金が流れなくなるようになったということ。
これからは悪い施設は無くなって
質のいい施設が生き残っていきます!
まとめ
介護保険制度は2000年にできた制度です。
まだまだ未熟なところが多くあり、その為に3年に1度改正があります。
時代に合わせた介護保険制度。
もし一人で生きていくことが難しくなった時に、
介護サービスを受けて
生きがいを感じ、そして最後を笑えて過ごせるように
この素晴らしい制度を活用していきましょう!